ロマンチカ１６巻特装版

やっとDVD見ましたー！！
ロマンチカ二期のDVDについてた特典漫画のアニメ化ですよね。
エゴの話とテロの前半は持ってるんですが、あと読んでなかったのでアニメで見られて嬉しいです！
コミックスの中身については本誌で読んで感想書いてますので今回は割愛で。

まずはエゴから！！
特典漫画の順番ですかね？
このエゴ漫画がどうしても読みたくてDVD刊行が待ち遠しかった頃のことを思い出して懐かしかったです。
エゴに限らずロマアニメの雰囲気が全体的に懐かし過ぎて感動でした…。
久しぶりにアニメで見るヒロさんは相変わらずふとした時の表情が子供みたいでかわいかったです。
自分から野分を突き放すようなこと言っちゃうくせに、あとから野分のショボン顔見て悶々しちゃうのはもうヒロさんのお約束ですよね。
患者さんから譲り受けた寝台列車ラストランの切符があるからってヒロさんを誘った野分ですけど、ヒロさんは仕事たまってるから無理無理って一蹴するわけです。
あとから悩むくらいなら最初にキツイこと言わなきゃいいのに～って思うこともあるけど、ヒロさんってけっこうそういう性格ですよね笑。
とりあえず最初にバシっと物を言うけど、あとから自分の言動に振り回されるタイプですな。
でも結局野分といっしょに旅行いきたいからって徹夜で仕事終わらせて駆けつけて、素直に喜んでくれる野分はほんといい子だ～。
私本当にヒロさんのこと美人だと思ってるんですけど、物思いに耽ってるヒロさんは美人過ぎてやばいと思います。
こっちはこっちで仕事でくたくたになって寝ちゃった野分をベッドに寝かせたあと、一人車窓の風景を眺めながら考え事をするヒロさんの横顔が美人過ぎて…。
野分といっしょにいられる時間が少ない分、ヒロさんはこうやって一人で野分のことを考えてる時間が多いんだろうな…ということを思うとなんか切なくなります。
（明日はどこへ行こう　どこでもいいか、野分となら）っていう台詞が大好きです。
あと昔は暗闇が怖かったのに、今では漆黒が好きな自分に気付いて、それは野分が漆黒だからだっていう独白のなんか美しいですよね。
そういうヒロさんの抒情的なシーンから一転してすっかり鉄オタに同化している野分にキレるヒロさんというのもお約束って感じでやっぱりエゴはいいなあと思いました。
結局たこ焼きとお好み焼きを～ってヒロさん言ってるけど、絶対超楽しんでるからね…ヒロさんはそういう人よ…。

テロは忍チン驚きのイメージチェンジのシーンまで読んでて続きが気になってたので話がわかってよかったです笑。
まー１７歳差もあると援助交際を疑われるわけですよ！
年の差を差し引いても忍チンの童顔がね…問題っていうか。
ただ宮城としてはあくまでオッサンのぼやき程度の認識というか、忍チンがそこまで思い詰めてると思わなかったんだろうな～。
宮城は自分がオッサンだからしょうがない、くらいの話題だったけど、忍チンは自分が幼く見えることで宮城に迷惑をかけてないか怖かったんじゃないかと思います。
基本男らしいけど、宮城を失うことをすごく恐れてる子だと思う。
関係ないけど久々に拝んだ忍チンが美少年過ぎてびっくりしました。
そんでまあこっからが忍チンのアンファンテリブル本領発揮ということで、オールバックにパンクっぽい服にグラサンでイメージチェンジを図って、家で作ってきたっておいしそうなお惣菜を持ってくる忍チン。
努力の方向性が宮城の常識をぶち抜いてるので呆気にとられる宮城ですけど、忍が大人に見られたいってことをぽろっと漏らして気付きます。
あーこの前のこと気にしてるんだなって。
じゃあなんで忍が大人に見られたいかっていうとそれはもう宮城との年の差を埋めたい、そういう切実な思いがあるってことですよ。
振り回されることも多いけど、宮城は本当に忍のことがかわいくてしょうがないんだな～！っていうのがテロの幸せですな。
テロは年の差も大きいし立場も違うし人生経験も違うけど、お互いこの恋愛をどうやって進めていったらいいかわからなくて手探りなところがすごく愛おしいと思います。
一応宮城が手を引っ張ってくれることもあるけど、基本的にどのカップルよりも二人三脚感が強いのがテロだなーと思います。
あ、あと宮城は１７歳も年下の相手に自分の性欲的なものを見せるのは恥ずかしいと思ってそうだな…って思いました。
落ち着いた大人でありたいというか。
けどそういう理性的な自分が吹っ飛んでしまうくらい忍チンがかわいいってなったときがテロ萌えの最大風速な気がします。

ロマは美咲が受験生のころの話でした。
もうすぐセンターって言ってたから今くらいの話かもしれないですね。
美咲がウサギさんに家庭教師をしてもらってたころの話なので、高橋兄弟のシーンが多くてなんか新鮮でした。
ていうかウサギさんと孝浩兄ちゃんの馴れ初め話はここで出てきたのか！！
テストの時たまたま孝浩兄ちゃんの席に座ったウサギさんが余った時間で机に小説を書いてて、それが面白かったけど声をかけづらい雰囲気だったからウサギさんの机に続きが読みたいって書く孝浩兄ちゃん…可愛過ぎ…。
高橋兄弟は二人ともしっかりしてるのにどっちもボケだったりしてかわいいなあと思います。
あ、あと兄ちゃんの字もなんかかわいかった！
机の落書きで文通とか乙女な馴れ初めですな～。
そんでやっと孝浩兄ちゃんがウサギさんに声をかけて、その時の照れた表情のウサギさんがこれまた天使でした。
そういういきさつを聞いた美咲はいよいよ複雑で、ウサギさんがすっごく兄ちゃんのことを大好きなことは痛いほどわかるんだけど、兄ちゃんはそれに気付いてなくて、たぶんウサギさんの片思いが叶うこともなくて。
上から目線で散々人のことを馬鹿にするウサギさんだけど、やっぱりちょっとかわいそうだなって思う美咲はほんといい子ですね…。
孝浩兄ちゃんはウサギは優しいからって言ってたけど、美咲はだんだんその意味がわかってくるんだろうなあ。
ウサギさんが美咲の頭の撫でる仕草は絶対的な安心感がありますよね。
本屋に寄ったついでって言いながら実は美咲を迎えにきてくれてたウサギさんは意外に照れ屋なのかもって思いました。

去年一年間はどっぷりセカコイのアニメでしたけど、こうやって見るとロマンチカの独特の雰囲気が懐かしくてやっぱり三期やってほしいなあと思いました。
音楽とかテンポとかモノローグとか、ロマンチカにはなんかおとぎ話っぽさがあってそこがすごく好きです。