柳瀬優の場合 感想

ハイ、読みました。
千秋の場合新装版は文庫１＋２巻＋書き下ろしでトリの場合（小説）＋描き下ろしで柳瀬の場合（漫画）、なんですね。
とりあえず柳瀬の場合にグワッとなったので感想です。

やっぱり柳瀬ってサブキャラだから出てない情報いっぱいあったんだな～と思いました。
ページ数自体はそんなにたくさんないんですが、柳瀬って〇〇だったんだ！の連続でした。
あと柳瀬と誰か、ていうカップリングじゃなくて柳瀬が千秋に片思いしてる話だったので、すごく自分勝手な感想ですけれどほっとしました。
やっぱり千秋のことを思い続けてる柳瀬っていうのが好きなんだよなあ。
ていうか柳瀬は美大出身だったんですね！！！！
そっかそっか、じゃあ大学は二人とは別だったんだなあ。
長々と書くと感想っていうかあらすじになっちゃうんで手短に書きますが柳瀬が千秋を好きになった理由って、トリが千秋を好きになった理由とすごく近いですよね。
千秋がそういう好かれ方をする人間なんだろうな。
で、トリと柳瀬は正反対のようで一途でマメで自分の気持ちを表に出さず千秋のことを優先するような男だから出来るべくして出来た三角関係なんだな……って思いました。
あの三角関係は誰が悪いわけでもなく三人が出会ってしまったら避けられないことだったように思います。
Ifを考えても仕方ないかもしれませんが、トリか柳瀬のどちらかがいなかったら千秋はどちらかと付き合うことはなかったと思うし、千秋がいなかったらトリと柳瀬はほとんど会話もしないまま他人同士のまま卒業したんだろうな～～というようなことを考えちゃいますね。