忍者ブログ
絵とか文のBL2次創作サイト(純エゴ、トリチア、バクステの話が多いです)
[1132] [1131] [1129] [1126] [1124] [1123] [1121] [1120] [1119] [1118] [1117]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

トリの偽物があらわれる話。

締切ぶっちぎってる千秋が徹夜続きの朦朧とした頭で原稿をしていると、目の前にトリがあらわれます。
あれ?いつの間にトリは来てたんだろう?
会社にいなくていいのかな?
と思いつつもトリが来てくれて嬉しい千秋。
謝り倒しながら原稿の手を休めずにいると、ふわっと背中から抱き締められてトリはこう囁きます。
お前は十分頑張ってるよ、だからもう休んでいい、と。
トリの腕の中があまりにあったかいものだから誘惑に負けてそのまま眠ってしまいそうになる千秋ですが、すんでのところで思いとどまります。
お前トリじゃないだろう、俺にはわかる。
トリは優しいし俺を甘やかしてると思うけど、でもトリは自分にも他人にも厳しい。
自分の進行の管理ができないせいで締切破ってる俺にそんなこと言うはずない。
それに俺が原稿を落としたくないって思ってるのはトリが一番わかってくれる。
千秋がそんな啖呵を切ると、トリの姿はふっと消えてなくなりました。
疲れてるから白昼夢でも見たのかな、と思って千秋はとりあえず原稿を頑張ることにしました。
なんとか入稿が済んでトリがやってくると、千秋は修羅場中にこんなことがあったと話をしました。
もちろんトリは自分じゃないと言います。
でもなんとなく千秋に嬉しいことを言われたような気がしてトリの頬は緩むのでした。

おしまい!

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
イベント



リンク
ログ倉庫
(別窓で開く)

ssとイラストの倉庫です。


通販はこちら
profile
HN:
じろぎ
性別:
女性
自己紹介:


成人です。

リンクの切り貼りはご自由にどうぞ。


twitter


pixiv
アーカイブ
ブログ内検索
 ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © はくじょうそう All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]