膨張するトリチア

なんとなく、千秋はトリに大事にされてればそれでいいのかなーと思いました。
誰よりも何よりも仕事よりも吉川千春よりも自分がトリに一番大事にされていたい。
って書くと千秋がすごい独占欲強くてわがままみたいだけど、逆にそれが満たされていれば他のことは許せそうな感じ。
一話の無理矢理なあれも、千秋は何が嫌で何が悔しかったかっていうと、（トリにとって俺ってその程度の存在だったのかよ…）ってことですよね？？
柳瀬のことが好きなのに報われないからその代わりに千秋の気持ちなんてお構いなしに抱こうとしたことが嫌だったんだよね？
だからあんなことされても「トリの好きな奴が俺だったらまだよかったのに」って言えちゃうのかなって思いました。
ああいうひどい行動も、千秋が一番だから故の行動なら許せちゃうんだろうなーって。
それってすごいよねっていう話です。
千秋の無意識の中に、トリはいつでも自分を一番に考えてくれるっていう考えがあるのかもしれないです。
だから絶対に浮気しないってわかってても、一之瀬絵梨佳の取材旅行に同行したらモヤモヤするし、仕事だってわかってても自分より仕事の方が大事なのかよって思っちゃう。
一歩間違えるとただの傲慢なんだけどさ、この先千秋が「どうしてトリは千秋をいつも一番優先してくれるのか」、「それがどんなにすごいことなのか」、この二点に気付いていくっていうのがトリチアの良さっていうかね。
トリは別にそこに千秋に気付いてほしいとは思ってないわけよ。
ただ自分の好意を知って、受け入れてほしい。それだけ。
だけど、千秋は気付いちゃうんです。
そこで化学反応が起きて、トリチアの関係性はわ～っと急激に膨らんでいくようなそんなイメージを持ってます。

トリが思ってる以上にたぶん千秋はトリのことが好きで、それに気づいたときのトリの驚いた顔は絶対かわいいと思う。