絵とか文のBL2次創作サイト(純エゴ、トリチア、バクステの話が多いです)
あんまりこんなことついったーじゃ書けないのでここで吐き出しますけど最近ほんとSMが熱くてですね…。
とくにここ数日は千秋を縛ることばっかり考えててどうしようもないです。
と、いうような話なので大丈夫な方は続きからお付き合いください。
若干いつもとは別物くさいです。
とくにここ数日は千秋を縛ることばっかり考えててどうしようもないです。
と、いうような話なので大丈夫な方は続きからお付き合いください。
若干いつもとは別物くさいです。
+ + + + + + + + + +
吉野を一旦床へ下ろし、緊縛を解かぬまま両腕に抱えてベッドへ運ぶ。
まだ目隠しも外してやっていないが、それでも吉野の表情がありありとわかるようだ。
顔を紅潮させ、息は荒い。
それでも興奮に浸りきっている、恍惚の表情。
吉野にこんな表情をさせているのが自分だという事実にぞくぞくと背筋が震えるような感覚を覚えた。
ゆっくりとシーツの上に横たえて、丁寧に結び目を解いてやる。
一つ結び目が解けるたびに吉野の四肢から力が抜けてゆき、いびつに固定された身体へ徐々に安堵という名の血が通い始めるのが見える。
上半身にかけていた縄を外してやると吉野が大きく息を吸い込んだ。
縄の結び目から一度手を離して目隠しを外してやると、目尻に涙をためた吉野の瞳があらわれた。
唇を一生懸命動かそうとしているが、喘ぎ疲れてうまく発声ができないようだ。
「よく頑張ったな」
吉野の頭を優しく撫でながら言う。
伏せられていた吉野の大きな瞳がこちらを見る。
泣いたせいだろうか目のまわりが少し腫れているようだったけれど、その涙が自由を奪われ辱めを受けたことによる屈辱のためのものではないことを俺はもう知っている。
その先の快感を知ってしまったことによる涙だ。
「少しきつく縛り過ぎたな。痛かっただろ」
ぶんぶんと首を振って吉野が否定する。
腕、足、と順に解放していき、やっと吉野は全身をベッドの上に投げ出した。
「トリ」
掠れた声で吉野が呼びかける。
呼びかけに応えて俺は軽く唇を啄む。
「床、汚しちゃって……ごめん」
「いいよ、気にするな」
我慢できなかったんだろ、と耳元で言ってやると、羞恥に頬を染めた。
縛ったときに擦れて跡になってしまった部分をさすってやりながら、俺も吉野の隣に横になった。
それが気持ちよかったのか、吉野は甘えるように身体を寄せてきた。
「トリ、俺頑張った?」
「ああ」
もう一度頭を撫でてやると、吉野が嬉しそうに笑う。
俺だけに見せる、吉野の嬉しそうな顔。
「じゃあ、ご褒美ちょうだい」
「ご褒美?」
「うん」
恥ずかしそうにか細い声で吉野がつぶやく。
トリが欲しい、と。
責め苦に耐えたご褒美は、優しいキスと優しい愛撫。
さっきまであられもない声を上げて歪んだ快楽に溺れていたくせに、こんな可愛らしいおねだりをするのに少女のように恥らう。
どちらも、俺だけが知っている吉野の欲望だ。
唇を親指でなぞり、ゆっくり深く口付ける。
吉野も力の入らないだろう腕を俺の身体に巻きつける。
「大丈夫?身体つらくないか?」
必死にしがみついてくる吉野に問うと、平気だと言われた。
「トリは優しいから、平気」
吉野の服を剥ぎ、拘束し、物のように吉野の四肢を折り畳み、吊り下げ、ひどい言葉を吐きかけ、責め辱めた俺を吉野は優しいと言う。
どんなに自由を奪われても、俺の声と感触を感じることができれば、絶望は訪れない、と言った。
俺は優しい男のふりをしているのか、それともひどい男のふりをしているのか。
吉野を責め、抱くたびに、自分が何をしているのかわからなくなる。
俺の答えは間違っているのだろうか。
正しい答えを知る日はくるのだろうか。
(それでも、吉野を愛しいと思う気持ちだけは変わらない)
この世界で一番愛しい生き物を腕の中から逃がしてやることなど、とうにできはしないのだから。
END
まだ目隠しも外してやっていないが、それでも吉野の表情がありありとわかるようだ。
顔を紅潮させ、息は荒い。
それでも興奮に浸りきっている、恍惚の表情。
吉野にこんな表情をさせているのが自分だという事実にぞくぞくと背筋が震えるような感覚を覚えた。
ゆっくりとシーツの上に横たえて、丁寧に結び目を解いてやる。
一つ結び目が解けるたびに吉野の四肢から力が抜けてゆき、いびつに固定された身体へ徐々に安堵という名の血が通い始めるのが見える。
上半身にかけていた縄を外してやると吉野が大きく息を吸い込んだ。
縄の結び目から一度手を離して目隠しを外してやると、目尻に涙をためた吉野の瞳があらわれた。
唇を一生懸命動かそうとしているが、喘ぎ疲れてうまく発声ができないようだ。
「よく頑張ったな」
吉野の頭を優しく撫でながら言う。
伏せられていた吉野の大きな瞳がこちらを見る。
泣いたせいだろうか目のまわりが少し腫れているようだったけれど、その涙が自由を奪われ辱めを受けたことによる屈辱のためのものではないことを俺はもう知っている。
その先の快感を知ってしまったことによる涙だ。
「少しきつく縛り過ぎたな。痛かっただろ」
ぶんぶんと首を振って吉野が否定する。
腕、足、と順に解放していき、やっと吉野は全身をベッドの上に投げ出した。
「トリ」
掠れた声で吉野が呼びかける。
呼びかけに応えて俺は軽く唇を啄む。
「床、汚しちゃって……ごめん」
「いいよ、気にするな」
我慢できなかったんだろ、と耳元で言ってやると、羞恥に頬を染めた。
縛ったときに擦れて跡になってしまった部分をさすってやりながら、俺も吉野の隣に横になった。
それが気持ちよかったのか、吉野は甘えるように身体を寄せてきた。
「トリ、俺頑張った?」
「ああ」
もう一度頭を撫でてやると、吉野が嬉しそうに笑う。
俺だけに見せる、吉野の嬉しそうな顔。
「じゃあ、ご褒美ちょうだい」
「ご褒美?」
「うん」
恥ずかしそうにか細い声で吉野がつぶやく。
トリが欲しい、と。
責め苦に耐えたご褒美は、優しいキスと優しい愛撫。
さっきまであられもない声を上げて歪んだ快楽に溺れていたくせに、こんな可愛らしいおねだりをするのに少女のように恥らう。
どちらも、俺だけが知っている吉野の欲望だ。
唇を親指でなぞり、ゆっくり深く口付ける。
吉野も力の入らないだろう腕を俺の身体に巻きつける。
「大丈夫?身体つらくないか?」
必死にしがみついてくる吉野に問うと、平気だと言われた。
「トリは優しいから、平気」
吉野の服を剥ぎ、拘束し、物のように吉野の四肢を折り畳み、吊り下げ、ひどい言葉を吐きかけ、責め辱めた俺を吉野は優しいと言う。
どんなに自由を奪われても、俺の声と感触を感じることができれば、絶望は訪れない、と言った。
俺は優しい男のふりをしているのか、それともひどい男のふりをしているのか。
吉野を責め、抱くたびに、自分が何をしているのかわからなくなる。
俺の答えは間違っているのだろうか。
正しい答えを知る日はくるのだろうか。
(それでも、吉野を愛しいと思う気持ちだけは変わらない)
この世界で一番愛しい生き物を腕の中から逃がしてやることなど、とうにできはしないのだから。
END
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