ｍｅｍｏ

ツイッターでトリチアについて色々書いたなあと思ったので自分用メモ。

千秋は大学の頃からバリバリプロの漫画家やってたけどトリは編集でもなんでもないただの大学生で、そういう意味でも大学時代はトリの暗黒期な気がする


千秋1巻最初の辺り読み返したら色々設定確認できて面白かった。「路頭に迷ったら俺が養ってやる」って大学を中退するか迷ってた千秋の背中を押したってあるけど、トリはおそらく本気で言ってたと思う。しかし千秋から漫画をとったらただのHIMOな気がするけど


高屋敷に好き嫌い聞かれて「強いていえばトリの作ったご飯」とか思っちゃう千秋の思考回路がマジごちそうさま


柳瀬が料理できるのはトリへの対抗心とかかな。トリは昔から料理できてもいいけど、千秋とお互い一人暮らしするようになってからとかな気がする。あの三人の千秋を中心に世界が回ってる感が半端ない


かようにトリのおしおきに磨きがかかっているわけですが、締切を破ったとかサボってるとか仕事関連のことでおしおきは発動させないと思っている。千秋が仕事が嫌いになったら困るから。そこだけはトリがギリギリ踏み外せないラインなのだ


池袋の広告ジャック見て思ったんだけど、数あるセカロマのキャッチコピーの中でトリチアの『仕事も恋もダメ出しばっかり！』は、ダントツでその二人がよく表現されてるコピーだと思う。欲目もあるかな？？ダメ出しされても真面目に向かい合おうとする千秋が可愛いのであるよ


トリはたぶん千秋に受け入れられてることに安心感を感じているので、たまにやらかすあれやそれは千秋がどの程度なら受け入れてくれるのか測ってるような気もする。時々それに気付いて自己嫌悪してるといい。しかし千秋はたぶん無限大にトリを受け入れるので別に気にしなくていいんじゃないかな


律っちゃんの片思い水溶液は甘酸っぱいけど、トリの片思い水溶液は苦そう。でも溢れた水溶液を受けとめる千秋の器が底無しだから、トリは溺れずに生きてられる気がする。千秋が無限に受けとめてくれるからトリはダークサイドに落ちずにいられる


トリチア1巻の漫画読むたびに思うんだけど、「たった二回」ってどれを指すんだろうっていう……。いや普通に考えて千秋の場合2が終わった時点の話だろうから、あれとあれなんだろうけど、最初のあれはノーカウントなのかね。


高野さんが、トリが有給とって千秋の看病してたことを口滑らせたのはどう考えてもわざとだと思うし、それがあったからこそトリが倒れたときに千秋に知らせたんじゃないかと思う。面白がってるのもあるけど、高野さんはトリに対してわりと報われてほしいと思ってるんじゃないですかね。年下上司の気遣い


デビュー決まったあとアンケート出した方がいいかっていうトリの申し出を断ったり、作家でも自分は男だからアシの女の子たちに泊まりで仕事させるわけにはいかないって夜はちゃんと帰らせたり、千秋のそういうところがすごく好きです。


千秋ってどんな料理出されても最終的には（トリの作ったご飯食べたい…）って思うのかな？例えばアラブの石油王にさらわれて毎食毎食超高級料理出されてもトリの作ったご飯…って思うんだろうな。なんで千秋がオイルダラーにさらわれるのか全然わからんけど


トリが千秋を好きな理由として、無条件の信頼が心地いいっていうのがけっこうなウェイトを占めると思うんだけど、その千秋のトリに対する「無条件の信頼」が崩れ落ちる時ってそうとう凄惨だよなあ。それでも千秋はきっとトリのために何かしたいと思うんだろうな


（この先あと五回くらい同じこと言いそうだけど）千秋は三大欲求を全てトリで満たしてるところがやばい


セカコイ読んだ人全員千秋のこと大好きになってほしいとかおこがましいことは言わないけど、どうしてトリは千秋みたいなのが好きなのかということについては、それがわからなくて一番困惑しているのがトリ自身なのでうまく説明できなくても許してほしいと思っている


千秋が古民家見てはしゃいでるの見ると、きっとああいうテンションでキングサイズのベッドも買ったんだろうな～と思う。トリにあきれられながら


千秋は「トリがいないと生きていけない」よりも「トリさえいれば生きていける」の方がそれっぽいね。しかし後者の方がヤバげな響きに聞こえる不思議


「花火がよく見える穴場を教えてもらった」って誰がトリに教えたんだろって思ったけど、あれたぶんトリの嘘よな。千秋と二人っきりで話せて花火がよく見える場所を自分で念入りにリサーチしたのであろう。それだと重いので「教えてもらった」


トリは頭いい女に好かれるって高屋敷言ってたけど、トリもそういう千秋と正反対な女の子の方が心情的に割り切って付き合えたんじゃないかなーと思った。千秋みたいな子だったら罪悪感とか満たされなさで悶々しちゃいそう。しかし千秋みたいな女の子っていうとタツオ先生の名言思い出して吹く


思わず3巻のトリ実家話を読み返してたんだけど、「吉野の家の米は無洗米を選んでいる」って、「選んでいる」って……トリがずっと千秋の米買ってたんだね……だから千秋は無洗米が特別だということを知らなかったんだね…


トリが柳瀬の作ってくれた食事を泣きながら食べてるところを想像したらなんか自分も泣きそうでやばい。それはどういうシチュエーションなの！トリが柳瀬に優しかったり柳瀬がトリに優しかったりするのに弱い。千秋はいらぬ想像をしそうだけど


将来家族に打ち明けることになったら、トリは千秋の親に、千秋はトリの親に告げに行くと思う。羽鳥母の前でぺこんて頭下げて、ごめんなさいでも俺はトリといっしょにいたいですって言う千秋が見たい。羽鳥母は、あの小さかった千秋ちゃんがこんなこと言えるようになったのねって感心しそう

トリの柳瀬に対するコンプレックスは根が深いと思う。それを普通の神経の人だったら気を遣いながらいたわるところを無神経キングの千秋はそんなもん知らねーよ！ズボーン！！！って引っこ抜いちゃうんだよね、根っこごと。まあ短所もたくさんだけど、そういう千秋だからトリを受け入れられる


千秋はトリが自分のために生きてるっていうことを本能的な部分で知ってるのかもね。だから千秋はあの夜トリを必死に引きとめたんじゃないかなーとか。トリを死なせないために


ラクダはこぶの中に水を蓄えているから砂漠の道を歩けるんだけど、トリにとっての水は千秋なのだ。（ゴールデンライラック）　水は重たそうに見えるけど、それを背負ってないと行き倒れてしまう。無神経だとか鈍感だとか言われてもさ、水は水の役割を果たしてるからいいんじゃないかな


千秋を見ててイライラするのは私だったら（普通の人だったら）こんなこと言わない・しないのに…って思っちゃうからかなー。ただ千秋が人並みの気遣いできる人間だったらトリはいつまでも受け入れられてることに対して自信持てない気がする。気を遣われてる・同情されてるって思いそう


トリチアは（うまくいかなかったら幼なじみに戻ればいいや）みたいにある種楽観視してるところが二人ともあると思うんですよ。幼なじみ同士の方が楽だし、意識はそう変わるもんじゃないし、まあいいか、みたいな妥協。トリでさえもね。高律はもう戻れないところまで来てるってわかってる


もし柳瀬が千秋と付き合ったら、そのあたりの意識のぬるさを徹底的に変えようとすると思う。千秋が何か不用意な発言や行動をしたら「俺たちはもうただの友達じゃないんだよ。わかる、千秋？」ってその場で言い聞かせる。トリみたいに無言ですねたりしない


じゃあ柳瀬の方がいい相手なのかと言われれば、そういうわけじゃないのがヤナトリチアの残酷なところだよなー！一話目のあれがあるからトリが強引に迫ったように見えるけど、その実ぐらぐら迷ってる人間だということを強調するためのここ最近の羽鳥芳雪の場合ラッシュなのではないでしょうか


「千秋の意向を尊重する」っていうとトリは大人だなって印象になるけど、小さい頃は千秋が手を引っ張ってあちこち連れ回してたのでその名残じゃないかと思うのですよ。三つ子の魂百までと言うけれど、トリも結局千秋とのあれこれが子供の頃のまま育ってきちゃった面があると思うな


ちょっといらっとすると黙って拗ねたり帰っちゃったりするとこも、きっと子供の頃からそうだったんじゃないかな…トリ…。ちっちゃい頃は追いかけてきた千秋がよくわかんないけどごめんね遊ぼうって謝ってくれて仲直りできるけど、大人になるとあいつ何なんだよってすれ違っちゃう


トリはスイッチが入ると豹変する男だけど、千秋もわりとスイッチの入りやすい性格してるよな。千秋の場合で（あ、いま千秋のスイッチ入ったな）っていうポイント探しながら読むとすごいテンション上がるので試してほしい。文句を言いつつスイッチ入ると途端に積極的になるのが千秋


二人ともスイッチ入るとお互いのことしか考えられなくなるので、３巻で柳瀬とあれだけの騒動がありながら「だから柳瀬のところに逃げたのか？」以降は完全に柳瀬の話してない。まーでも柳瀬はトリチアのムードを盛り上げるための道具じゃないのでその方が幸せかもね


柳瀬がSである所以は羽鳥がMであることを見抜けるところにあると思うので、トリチアがSMであるのと同等にヤナトリもSMであると思う。思うっていうか願望


トリチアの将来展望だけど、トリが吉川千春のプロダクション立ち上げて社会的にいっしょになればいいんじゃないかと思ってる。でもトリがエメ編やめるのは寂しいからなー。ちょっとジレンマだね。でもエメ編の誰が欠けても寂しいと思う