シエル感想

シエル読みました！
例によってネタバレ満載の感想なので折り畳んでます。

なんというか急展開？でした！
高野さんと律、高野さんと横澤さんという二組の間のすれ違いが一気に解決しちゃった感じですね。
そんなことだろうと思ってたけど、高野さんと横澤さんのすれ違いがけっこう切なくて胸にきました。
高野さんは関係を「精算した」つもりだったけど、
横澤さんの方は「一旦おしまい」にしたつもりだったんですよね。
律のことが忘れられないのはわかってたから、高野さんは横澤さんのことを友達以上にはできないときっぱり引導を渡したつもりだったけど、
横澤さんは一緒に居続ければいつかはこっちを振り向いてくれるんじゃないかと淡い期待をしていたという…。

ていうか荒れてる期の高野さんがマジで依存体質で、こいつぁ横澤さんが入れ込んじゃうのも無理ないぜ！って思いました。
ケータイのメモリを横澤さん以外全部消去ってどんだけ二人の世界なの！
やっぱりあの時期は横澤さんがいなくちゃだめだったんだなあと今更だけど思いました。
そんで横澤さんのおかげで立ち直ったおかげで、やっぱり律が好きだって思えるようになったんですよね。
運命の皮肉というやつですなー。


で、まあそんな高律ですけど、大進歩ですよね。
今回律のかわいい顔がすごい多かった！かわいいっていうか色っぽい。
貸し出しカードの名前の件で黒歴史に悶えるりっつんですけど、正直高野さんも相当恥ずかしかったと思う…。
勘違いで律の家庭のこと色々考えて自分と重ね合わせたりしちゃったりして、でもだからこそ律とわかりあえるんじゃないかとかそういうことをきっとずっと考えてたんでしょう。
高律ってけっこう似た者同士なのかなって思います。
ピュアピュア（でも妄想過多）→荒れる→スレる　という辿ってきた経路までいっしょという。
ほんと仲良しね君たち！
だから今回心がやっと通じ合ったっていう感じがしてうるっときました。
高野さんがほんとうに嬉しそうな顔するものだから…。


あと予告ページのトリチアが可愛過ぎて泣きました！
１１月３０日発売か～。楽しみ過ぎて死ぬ！！